東日本大震災直後、3月29日2回目の被災地入りの様子。
震災から8か月が過ぎました。
MTBを通して被災した子供たちに笑顔を送るプロジェクト、歌津MTBドリームプロジェクトを立ち上げてからもそれだけの年月が経ったということになります。
最近は自分自身のレース活動が忙しくなってしまいこちらの情報をほとんど紹介できていませんでした。
最初はMTBプロフリーライダーのマミ犬、カメラマンの佐藤よっちゃん、それと私の3人で始めたこのWanpaku Dreamも今となっては多くの方から支えられ、これまで多くのメンバーが被災地へ赴いてきました。
震災2週間後から被災地に入りボランティアをさせて頂く中で運命的な出会いがありました。
自転車を通して何かできないかと思った私たち。
当初は「子供たちの通学の足に使ってもらおう」と思い悪路でも走行可能な自転車(MTB)を集めていました。
活動と出会いの中で毎年開催されていた「たつがね山MTB大会」について知り、この大会の復活は震災からの復興と地域活性に繋がるのではと地元の方たちと協力して大会復活を目指すことにしたのです。
MTBを愛して止まないマミ犬と、MTB含むアウトドアスポーツ全般を愛する元アドベンチャーレーサーのよっちゃんと私に出来ることといえば、そういうことなのではないか、と。
MTBを通して子供たちに笑顔になってもらいたい、MTBやアウトドアスポーツを広げるキッカケにもなる。
また公園や学校の校庭が仮設住宅で埋め尽くされていく中で、MTBで子供たちと遊ぶことを理由に子供たちの遊び場の確保にも繋がる。
被災地の方たちに、「忘れられた」と思って欲しくない。
多くの犠牲者が出て、多くの方が夢も希望もすべてを失ったけど、また生きる意味を少しでも見出してもらいたい。。。
などなどという想い。
プロジェクトのキッカケは話すと長いですが
Wanpaku Dreamホームページに掲載したストーリーを是非ご一読ください。
震災直後の様子も見られます。
4月25日撮影、南三陸町伊里前(いさとまえ)小学校の阿部正人教論からのメッセージ。
まさに運命の出会いのお相手です。
これまで100台以上のMTBを集めることが出来ました。
しかし通学バスが運行になったり安全管理の問題などで実際にMTBを通学の足にしたいという希望生徒は十数名。
遊べる場所はいくつか確保したものの、MTBで遊ぶにはコースを作ったり場所を整備したりという必要がありました。
夏休みになったのに、大人たちも復興へ向けて忙しくてどこにも行けない子供たち。
少しでも楽しい思い出を作ってもらいたいと株式会社Rbies、スペシャライズド・ジャパンと多くの方たちの募金・協力により南三陸町の親子を富士MTBサマーキャンプへ招待し楽しい夏の思い出を作ることが出来ました(ブログへのリンクです)。
歌津中学校の体育館に置かせてもらっていたMTBですが、新たに自転車置き場が出来ました。
MTBコースや遊び場も少しづつ出来てきています!
来年のたつがね山MTB大会の復活が決まりました!
大会HPはコチラです → http://www12.plala.or.jp/tatsuganemtb/
続きます。
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