About Me

自分の写真
2010~2012プロアドベンチャーレースチームTeam EASTWINDメンバー(トレーニング生)として活動、2012年9月選手引退。 アウトドアライフ・スポーツの様々な楽しみ方、大会・イベント情報、和木香織利の私生活(IN&OUTDOOR)日記。2013年6月11日、第一子の女の子を出産し新たな人生のステージが始まりました。
Ex-Adventure Racer of Team EASTWIND(2010-2012), officially retired as a racer in September 2012. Introducing ways to enjoy outdoor activities, race and event information, and my private indoor&outdoor daily life.

2012年8月8日水曜日

ARM in 鎌倉 無事終了

8月4日(土)、OSJ湘南クラブハウスにてAdventure Race Meeting in 鎌倉が開催され、企画・運営・講師をやらせて頂きました。当日講師は田中正人も一緒に。

参加者は15名、うち1名だけ先日のエクストリーム檜枝岐大会でアドベンチャーレース経験があり14名は全くの初心者でした。

アドベンチャーレースに興味があったというより、誘われて面白そうだからなんとなく来てみた、なんていう方が多かった気がします。
逆にわざわざ香川県からこのイベントのために夜行バスでやってきた!なんていうモチベーションマックスな素晴らしい参加者もいました。(ナックスさんありがとう!)

どんな理由であれ皆さん「面白そう」と思って参加してくれたことは間違えなく、午後のレース後の皆さんのキラキラした笑顔を見て、とてもとてもやって良かった!と思えるイベントになりました。参加者の皆様本当にありがとうございました。

朝9時にOSJ湘南クラブハウスへ集合し、レクチャー開始。
「アドベンチャーレース講習会」というと、大抵カヤックやマウンテンバイク、ロープアクティビティといった種目の講習が多いのですが、アドベンチャーレースで最も重要なのは「チームワーク」だと思います。

今回はアドベンチャーレースの知識、チームワークとは具体的にどういうことか、チーム内での体力差をどう埋めるか、田中正人のリーダーとしての経験談などを中心にお話させて頂きました。

種目の講習は、カヤックのデモンストレーションを行うだけにする予定でしたが・・・
ナビゲーション経験者が殆どおらず、このままミニレースを行なっては恐らく大変に大変なことになってしまう!!と危惧したため、急遽ナビゲーション講習を行うことに。






皆さん真剣そのもの!
即席の、しかもたった45分ぐらいの講習で皆さんミニレースよく頑張りました!

早めの昼食を取り、カヤック講習そしてミニレーススタートです。
レースD(ディレクター)和木香織利です!

まずは艇の説明、乗り方、機能について詳しく田中正人が説明しています。

続いて、パドリング方法。





で、時間も無かったのでソッコーで、てんやわんやで13:52にレーススタート!
CPの数は全部で27個、種目はシーカヤック、トレッキング、ボルダリングで最後はスイム。
レースのチームメンバーはこちらで決めたので、殆どのチームメンバーがこの日初対面でイキナリチームを組んで頂くことになりました。さて、どうなるか?!

シーカヤック全く未経験な皆さん、レースではなんとか(試行錯誤?)よく頑張りました!
え?あんな遠くまで行くの?とビックリされた方もいたようでしたが、海岸で見ている私もちゃんと戻ってこれるか、ハラハラドキドキしていました(笑)







カヤックセクションでは二人しか艇に乗れないので、一人はスイムでした。
泳ぐ人がただ引っ張られているだけだと、艇の重りになって操作が難しくなるのでチームワークの見せ所でした。ベストなのは一番体重が軽い人が泳いで、パドリング力がある人が乗ること。それに気がついて、途中でパドラーとスイマーを交替したチームは素晴らしい!

カヤックセクションはレース序盤だったのですが、既に皆さんの「苦楽(くるたの)しい!」笑顔が見れて、レースDの私はとても嬉しかったです。

その後はゴールまでトレッキングセクション。
途中チームチャレンジのボルダリングをこなしながら、まずは17:00関門のCP20を目指します。
16:50、CP20のスタッフと連絡を取ると・・・
通過チーム無し。 明るいうちはレースをギリギリまで続けてもらおうという、レースDの温かい(?)心遣いにより、17:30までレースを続行。完走できるチームは無しと判断。

ミニレースというとブーイングを喰らうほど、ちょっと難しくしてしまいました・・・
皆さん完走したかった!と悔しそうな表情だったので、きっと次回も参加してリベンジしてくれることでしょう。

今回参加してくださった、15名5チームの皆さんです。






このイベント、何がいいって・・・

ゴール後は夕陽に向かって海へドボン!


だけでなく・・・
ビールで乾杯!!まで付いてきます!

ビールを飲みながら、イーストウインドが実際にレースで使用している装備を紹介。
この日のレースの表彰式(豪華賞品盛りだくさんでしたねー!)、打ち上げをして参加者同士交流を深めまくって、盛りだくさんな一日となりました。

今回初めてこのようなイベントを鎌倉で開催させて頂いて、感じたこと。
都心から近いので、多くの参加者が気軽に参加できる。
OSJ湘南クラブハウスはタンデムのシーカヤック4艇持っているので、シーカヤックが出来る。
シャワー・ロッカー施設あり、打ち上げ会場ありで最高です。
それと、鎌倉というフィールドの可能性。

かなり好評だった(と思う!)ので、また近いうちに第2弾企画したいと思います。
皆さん、次回も宜しくお願い致します。

2012年8月2日木曜日

笑顔の裏側

用事がありパタゴニア・エクスペディション・レースの主催者から連絡があり、そのメールに一枚の写真が添付されていた。

「Kay(私)の写真はスマイルの写真ばかりだけど、100枚のKayの写真の中で一枚スマイルじゃないものを見つけたよ!いつもと違うKayを見るのは新鮮で、なかなか良いと思ったから送るよ。」
そうコメントし、送ってくれたのがこの一枚。




確かに、殆どの写真で私はいつも笑顔だ。
どんなに疲れていても、カメラを向けられると自然を顔が緩んでしまう。
無理やりという訳でもなく、疲れていてもニヤニヤしてしまうほどレースは楽しいし、単純にレース中にメンバー以外の人と会えるのは嬉しい。(あ、でも他のチームには会いたくないか)

たまたまこの写真を撮られたのに気が付いていなかったのと、こんな表情ってことはレース後半に違い無い。顔がすごく浮腫んでいて、明らかに疲れている。

いつもスマイルの私だって人間。
こういうときがあるからこそ、笑顔が大きくなるんだと思う。

アドベンチャーレースを初めてから発見した自分がある。
それは自分が極端な面を持っているということ。

いつもハッピーで笑顔でポジティブのようで、それは真逆の内面から来ている。
実は極端にネガティブだ。

いつもWorst case scenario(最悪のシナリオ)を考えるようにしているし、明日、いや今日死ぬかもしれないと常に思っている。だから、今生きていることに感謝出来る。毎日楽しんでいられる。

凹むときはガツンと凹む。
その代わり、どん底に凹むのが割と速いので這い上がるのも速い。

―(ネガティブ)と+(ポジティブ)は対で存在するから、片一方だけなんてあり得ない。